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半抑制栽培

ナスやピーマン、トマトなどの作型は神奈川ですと2月や3月から種をまいて育苗をはじめゴールデンウィークあたりに定植し収穫が6月の終盤あたりから始まるのが通常のスケジュール。しかしこれでやると昨今の暑さではトマトなどは収穫がはじまった瞬間に暑さで全部駄目になってしまいます。そもそもトマトは高温多湿の日本の気候には全く適してなく、本格的に収穫しようとおもうならハウスなどの環境制御型の栽培になりがち。環境のことを考えれば日本でトマトなんて食べるな!ってことになってしまうのですが、そこまでストイックにもなれず…。そんなわけで今年はすこしスケジュールをずらし遅めの作型も試してみることにしました。この作型は6月に種をまき7月に定植、8月の暑い時期を小さい苗で越させて9月に収穫するスケジュールになります。いままでの気候ですとトマトは寒さにも弱いので10月には収穫終了なのですが、最近は11月まで暑かったりするのでうまくいけば9〜11月まで3ヶ月収穫できたりします。トマトは日中と夜の温度の変化があれば糖度が増すらしく早い作型より旨いトマトができるのではという期待もあったりします。半抑制栽培をして思ったのは苗の生育がものすごくスムーズだということ。2,3月の育苗は温度が足りず温床や電気マットなどをつかって加温して2ヶ月ちょいかけて育苗するのですが、6月の育苗だと発芽もスムーズ。その後の苗の生育も全く苦労することなくスムーズに生育し一ヶ月ぐらいで苗が完成します。若苗で7月に定植すると地温も高く活着もスムーズ。従来のナストマトなどはそもそも無理な作型なので虫にやられてしまったりするのに対し、こちらは全く虫をよせつけず元気いっぱい。さすがに8月の暑い時期に若苗でこせるかはやってみないとわかりませんが今のところは順調そのものです。自然のチカラを利用する有機農業は適期に栽培することが非常に重要です。しかし気候がこれだけ変わってくると、育てる作物の選択、作型そのものも見直すことも大切なのかもしれません。

暑さ対策は白マルチで。7月現在いたって順調な生育。はたして今後どうなるのか?