先日研修先の畑で玉ねぎを定植しようとしたところ前日の激しい雨で土の表面がガチガチに固まっていて丈引きの線すらはいりませんでした。耕うんしたての時はフカフカの黒ボクでいかにも良い野菜ができそうだったのですが…。フカフカの土は栽培にいいというイメージをもっていましたが、実はあのフカフカはロータリー耕うんによって空気が撹拌されている状態とのこと。これは、わかりやすいところでいうとメレンゲ状になっているだけで、雨が降ると土の中の気相が潰れて固まってしまうらしいです。あまり硬くなってしまうと再びロータリーをかけなくてはならなく、ガソリン代や時間の無駄にもなります。一方自然農では基本土をむき出しにすることはなくフカフカにもならなければ、固まったりもしない。植物がつくったちょうどよい柔らかさなのだとか。草の根を通じて水はけ水持ちもよくなるそうです。こうなると耕うん自体のメリットはとおもったりするのだが、やはり栽培効率や一定以上の収量をあげようとするとメリットがでてくるのでしょう。有機でも収量を上げて量をとりたいのなら、機械をいれて耕うんするという選択肢になりますし、ある程度の量でいいのなら不耕起という選択肢もありかと。どの規模でやるのかという問題が農法にも非常に大きくかかわってくるのだと思います。
フカフカの土は良い土か?