2月末から進めていた苗の育苗。GWになると遅霜の心配がなくなり一斉に畑に出します。近所から若干「一体なにやってるんだ?」との視線を感じながらの約2ヶ月。電熱マットを用いて大切に大切に育てた苗。「これから虫や寒さ干ばつなど、厳しい環境下におかれるけど、とにかくがんばってくれ!」社会に生徒を送り出す学校の先生のような心境です。
育苗には栽培を学ぶ意味でいろんな気付きがあります。今年の学びは毎日注意深く観察したおかげてピーマンの立ち枯れ病にいち早くきづき対処できたところ。約30株近いピーマンを早期に移植、救うことができました。またトマトでは面白い発見が。今年は3品種ほど育てているのですが、同じ条件で管理したのにそれぞれ生育が全く違います。苗は一般的に、節間が短く、ずんぐりむっくりしているのが良いものとされています。逆に節間が長いものは徒長苗(とちょうなえ)と呼ばれその後の生育に良いことがないとされています。マンションでいえば同じ平米でも玄関や廊下が以上に広く長く、肝心な部屋が狭い。つまり役にたたない部分がおおい感じです。

写真の左がワーンミニトマト。右がキャロルロゼ。玄関が無駄に長いのは左です。これの面白いところがワーンミニトマトは自然栽培で育種されてきたいわば無肥料環境向きの品種。右は普通に肥料などをあげる慣行栽培向きの品種。イメージですと結果は逆になる感じですが意外でした。育苗でも鹿沼石をまぜるなどして低窒素環境で育てたにもかかわらずワーンには栄養がありすぎたということでしょうか?同じミニトマトでもこれだけ違う。生き物って面白いですね。今後両者を畑にだしてどのような生育をするのか興味はつきません。