8月上旬から秋冬の結球する野菜(キャベツ、ハクサイ)などの育苗をはじめ約一ヶ月間かけて畑にだします。昨年は早めにだした苗はすべてヨトウムシ(蛾の幼虫)にやられこれは栽培をしているのではなくイモムシの餌付けをしている感覚にすらおもえたこの時期。畑にだすタイミングも9月の15日くらいまでは35度くらいあったので慎重に15日過ぎたあたりの雨がふるタイミングを待ち畑に出しました。キャベツに関しては今回は白マルチをするところ 土にそのまま定植するところでやり方を変えてみました。昨年は9月にはいっても夜温が高くしかも雨がふらなかったこともあり、全滅しましたが、今年はケールとブロッコリー以外はまだましなほうでキャベツなどは多少大きくなってきています。12月くらいには結球した甘いキャベツができることを期待しています。

先日ポッドキャストで久松農園の久松さんの話を伺っていたのですが、最近久松さんは有機で認められている薬剤を使用してこの時期のキャベツを育てているとのこと。そしてある程度の手応えを感じているとのことでした。(去年のこれは結局農薬ではないのか?と思う方もいるかもしれませんが、わかりやすい例えでいうと病気になったときに化学生成された薬を使わずに漢方をつかうぐらいの感じです。)確かにこの時期の作型のキャベツに関しては慎重に防虫ネットをかけても全滅してしまうケースもあります。そして防虫ネットをかけるとその後の管理(土寄せや除草)がめちゃくちゃ大変で正直やってられません。単純にこの作型を諦めればいいのですが、猛暑でも作れない秋も駄目となると野菜をつくれる時期がさすがに短すぎます。しかもこの方法、うまくいくと防虫ネットが必要なくなり光合成するには良い助けになるとのこと。(事実よごれた防虫ネットはかなり光をさえぎります。)光合成がよくできるのなら食味も上がります。私の最重要題目は「うまい野菜をつくること」もちろん環境にも配慮はしますが、光合成促進という言葉をきいてこの方法にもトライしてみようかと心がちょっと動いています。